当院の患者様の症例 2+後述

folder症例事例

 

患者様データ

60代 女性
症状 頭痛、軽度の鬱症状(ダルさ、思考や考え事がまとまらない等)
施術内容 クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)

初回は10ステップと言われる、基本的な施術を行う。
顔色や目つきが変わり、ご本人も驚いておられ、「感じが変わった」という自覚症状もあったので、早めに症状を安定化させるため、3日後にご予約を入れてもらい、次回までは同様の施術を行う。
3回目は1週間後だったが、症状が安定化していたので、「口腔内矯正」を行う。
一気に軽度の鬱症状が改善し、ご本人も驚いており、顔の表情も明るくなり、外出するといった意欲も湧いて来たとのこと。
次回以降は、身体の症状に対しての施術を行う予定です。

前回はカイロプラクティックで身体を治し、脳にかかる負担を軽減したので、それまでに起こっていた頭痛や頭の重さは、その場で解消されました。

今後は患者様とご相談をしながら、頭か身体のどちらの施術が必要か?を考えながらの施術になります。

後記
前回は身体をSOT(仙骨後頭骨テクニック)という、カイロプラクティックを行いました。
これは脳全体を包む、「硬膜(脳~仙骨の2番までを包む)の歪み」を解消するテクニックです。

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)は、硬膜の(拘縮)を緩めるテクニックですが、脳硬膜に特化しているため、頸椎から下の歪みには対応してません。
それを解消できるテクニックを探し、考えた末に見つけ出したのが、カイロプラクティックテクニックのSOTでした。

簡単に説明すると、クレニオセイクラルセラピーは脳脊髄液を生成する、頭蓋骨を矯正して(水道の蛇口を全開する)行為だと考えて下さい。
しかし、水道のホースである脊髄硬膜(頸椎から下)には、歪みが残っているため(捻れていると思ってください)、それが脳硬膜に負担となって、また頭蓋骨が歪みます。

カイロプラクテックのSOTは、頭蓋骨から下の頸椎~仙骨まで(脊髄硬膜)の歪みを矯正し、手足や指先までに脳脊髄液が行き渡るようにしていく施術法です。

当院では、その両方を解消するテクニックを使用しています。

N.Y.Chiropractic